文の末尾にセミコロンを記述する

プログラムを記述する時には文字を出力したり計算を行ったりといった処理を記述していくことになります。その 1 つ 1 つの処理を文といいます。 Perl では文の末尾にセミコロン(;)を記述する必要があります。ここでは Perl でプログラムを記述する場合の文の末尾にセミコロンを記述することについて解説します。

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文の区切り

文字を出力したり計算を行ったりといった 1 つ 1 つの処理を文といいます。 1 つの文は 1 行に記述するのが基本です。例えば文字を出力するという文を 3 つ記述する場合は 3 行に分けて記述することになります。

print "Orange\n";
print "Melon\n";
print "Lemon\n";

すべての文の最後にセミコロン( ; )が付けられています。 Perl では文の最後に必ずセミコロンを記述する必要があります。

プログラムが書かれた文;

プログラムの中で文が終わると改行していますがあくまでプログラムを見やすくするために改行を行っているだけなので 1 つの行の中に複数の文を記述することも可能です。

print "Orange\n";print "Melon\n";print "Lemon\n";

1 つの行に複数の文が記述されている場合、文の区切りとしてセミコロン(;)までが 1 つの文となります。 1 つの行に複数の文が記述されている場合は左から右へ順に実行されます。

サンプルコード

それでは簡単なサンプルを作成します。

print "Orange\n";print "Melon\n";
print "Lemon\n";

テキストエディタでプログラムを記述したあと sample.pl という名前で保存します。(文字コードは UTF-8 です)。コマンドプロンプトを起動し、プログラムを保存したディレクトリへ移動したあとで次のように実行します。

perl sample.pl

次のように実行結果が表示されます。

文の末尾にセミコロンを記述する(1)

3 つの文を記述しました。 1 行に 2 つの文があるところもありますが、文は最後のセミコロンまでが 1 つの文なのでそれぞれ別の文として実行されています。

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Perl でプログラムを記述する場合の文の末尾にセミコロンを記述することについて解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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